2014年3月14日金曜日

Gâteau de fromage

ひさしぶりに
チーズケーキを焼きました。
焼いたので、ベイクドチーズケーキです。
台にするビスケットは
いままでにいろいろと試しましたが
シナモン風味のビスケットに定着しました。
お菓子は、
気温やオーブンのクセなどの影響を受けやすく
熱や酸などの科学的な変化も
手順におおいに関わってくるので
最初の正確な計量がとても大事。
小さなボウルに入った材料が出番を待っている
この景色がしびれるほど大好きで
しばらくウットリと眺めてしまいます。
夏場は急いで作り始めなくてはいけないけれど。

昔から料理番組などで
料理家の先生が話しながら
透明のガラスボールに入った材料を
手際良く加えていく様がとても好きでした。
正確に計量してあるからこそ
安心してポイッと全量入れてしまえるのですよね。
それでも、
卵の黄身と白身の大きさやバランス
1個のレモンから搾れる果汁の量など
材料ごとに個性があるので
レシピに忠実に作っても差が出てしまうこともあります。
ボウルに割り入れた3つの卵のバランスを見て調整したり、
レモン果汁を少し減らしてみたり
回数を重ねて感覚で調整できるようになると
ぐっと安定します。

お店で毎日お菓子を作っていた時には
とても小さくて新鮮な卵が手に入りました。
その小さな卵にちょうど良い割合でレシピが完成しています。
なので、今スーパーで揃えた材料で作るお菓子は
少し表情が違う事も。
今回、白身が少し多いかなと思ったのですが
それがうまく作用して
やわらかく滑らかな生地に仕上がりました。

オーブンに入れた生地は
10秒逃しただけで一気に焦げてしまう事もあるので
焼き上がり間近になると目が離せません。
お料理も同じですが、
火の入り加減は一番大切な要素のひとつ。
べっぴんさんに焼き上がりました。
できあがったお菓子は
いちいち愛おしい。

いままで作ったチーズケーキで
一番優しくて美味しいのができました。
やったー。

machiron

2013年12月29日日曜日

料理について

カフェをはじめた時

プロの料理人ではない私のコンセプトは

「家族で食べたい料理と、友達と楽しみたいおつまみ」

でした。

シンプルに「料理」と言う事だけ考えていうならば、

自分が作った料理やおやつを、お客様がお金を払って食べる。

その形に慣れるのは簡単な事ではありませんでした。

料理をすることが「仕事」の一部になり

料理を作る事そのものの本質が見えなくなってしまっていた時期が

あったように思います。


自然界からやって来た美しい材料に感謝をして、

食べる人の事を思って心をこめて料理をする。


気持ちが伝わって、

食べる人が喜んでくれると

その場が明るくなっていろんなお話が生まれて

新しい空気が生まれて、新しい人のつながりが生まれる。


お酒もそうですが、間に料理があることによって

空気が温かくなったり

親密になったり

そういった温かい変化のようなものが好きでした。

料理に自信が無くても、カフェを続けることができたのは

そういった人の温かさを感じる事ができたからだと思います。


何度も、言い訳のように言うのですが

私はきちんと修行をしたプロの料理人ではありません。

シンプルな物しか作れません。

味がブレる事もあるし、そもそも料理が仕事の一部になってしまうことに

自分が耐えられなかった。

じゃあ、なぜ料理をつくるのか?


料理を含んだ全ての空気が居心地よくなって

誰かを楽しく笑顔にする瞬間が好きだからだと思います。


お店を閉めて、しばらくは料理を作る事ができませんでした。

料理は自分の状態が全部投影される鏡のような物だと感じていて

同じ料理を同じレシピで作っても

自分の気持ちが100%でないと

全然丁寧じゃなかったり、優しくなかったり、

仕上がりに満足しなかったりします。

自分の状態が映し出される料理を作り出すという

心の準備がなかなかできなくて、時間を要しました。


少しずつだけれど、誰かのために料理を作って

やっぱり喜んでくれたら嬉しかったりして

最近では、1年以上作っていなかった、カフェで出していた料理も

作ってみるようになりました。

機械的に、義務感に駆られて作っていたときと違い

最初にこのメニューをお店に出そうと決めた時の

丁寧な気持ちを思い出す事ができました。


ひとつひとつの手順を丁寧にこなしていくと

素材もちゃんと応えてくれて美しい姿を見せてくれます。

たとえば

カフェで使っていた卵と、近くのスーパーで買うことができる卵では

大きさや濃さ・白身と黄身のバランスも全く違うので

レシピ通りにつくっても同じ物はできません。それを、

大げさにいえば

卵とお話しながら一緒に作り上げていくような感じです。

なんて愛らしくキレイに焼けてくれたの!と嬉しくなるんです。


正直なところ、お店を閉めたらみんなすぐに忘れてしまって

ひとりぼっちになるだろう、と思っていました。

けれどお店を閉めて1年近く経った今でも

マキちゃんのキッシュが食べたい、とかカレーが食べたい、とか

言ってくださる方がいるのが、本当に嬉しいです。


 近い将来、またお客様のために料理を作れるようになれたらいいな、

と思っています。

けれどそれはおそらく

料理人としてではなく

居心地の良い空間を作るひとつの要素として料理がある、

といったようなかたちになるんじゃないかな、

と考えています。

やはりコンセプトは揺るぎなく、

「家族で食べたい料理と、友達と楽しみたいおつまみ」

です。家族でお迎えしたお客様と食卓を楽しむような

そういう空間がいつかつくれたらいいなと思います。

といいつつ、現時点で決まっている事は何もありません。



今実行している事は

「呼ばれたら可能な限り駆けつけて、楽しくする」という抽象的なこと。

呼んでください。



最近、料理をするのがとても楽しくなってきました。




machiron

2013年10月12日土曜日

La combinaison infinie

和服は、着物×帯の組み合わせによって
ずいぶん雰囲気が変わります。
小物の色ひとつでもまた変わって
クラシックだったり
モダンだったり
無限の広がりがあって大好きです。

二つの着物と、三つの帯で
色々組み合わせて遊んでみました。

同じ帯で



着物は同じで、帯を変えて


帯揚げの色を変えるだけでも



帯締めの色を変えるだけでも



一日中遊べます。。。


machiron

2013年10月7日月曜日

チキンとキノコとジャガイモ 白味噌仕立てのシチュー


材料(作りやすい量)
*鶏モモ肉 1枚
*しめじ  1パック
*エリンギ 1パック
*メークイン 大1個
*豆腐   1パック
*タマネギ 1個
*バター 大さじ1くらい
*白味噌 大さじ4くらい
*黒こしょう 適量  *細切りチーズ 適量  *パセリ 適量

下ごしらえ
・タマネギ/好きな大きさ  ・鶏モモ肉/食べやすい大きさ
・しめじ/いしづきを取る  ・エリンギ/好きな大きさ
・メークイン/皮を剥いて好きな大きさに切り、水にさらしてアク抜き
・豆腐/適当な大きさ

1.鶏モモ肉を皮目から鍋底に並べ、焼く。皮が焼けたら全体的に表面を焼く。
 中まで火を通す必要は無く、全体が焼けたら一度鍋から取り出す。

2.バターを鍋に熱して溶かし、タマネギを香ばしくなるまで炒める。

3.エリンギとしめじを加えて、火を通す

4.取り出した鶏モモ肉を鍋に戻しジャガイモを加え、具材が十分に浸るくらい鍋に水を加える。豆腐を加えて、沸騰するまで煮る。

5.沸騰したら、白味噌を溶かす。

6.お皿に盛りつけて、細切りチーズ・黒こしょう・パセリを適量散らす。


材料は、テキトウに好きな物を好きな量つかってください。


Bon appétit!

machiron

2013年9月20日金曜日